7か月ぶりの和田透です。
毎年恒例、一年を振り返ってみたいと思いますが、今年は自身にとって大殺界の最後の一年であり本厄の年でもありました。そんな中、振り返ってまず思ったのが…
「身構えている時には死神はやってこないものだ」な上半期と、「身構えていたところで来る時は来る」な下半期と二つに明暗が分かれたかな?ということです。
(具体的な事を書いて機嫌を損ねて年末に駆け込みでやって来られても困るので、そこは割愛しておきます)
また今年は、去年買った新刊が計11冊だったということもあり新たに作家買い・シリーズ買いを開拓した年でもありました…が、文字ばかりで味気無いので、去年数年ぶりに整理された我が家の書庫の一年後の画像を貼っておきます→
何が違うのか問われたら自分でも違いは分かりませんが、強いて挙げるなら右奥の趣味の棚が埋まっていることくらいですかね?
一応、作家買いでは小川哲さんの著作を揃えたり、シリーズ買いは近藤史恵さんの「ビストロ パ・マル」シリースを集めたりして、充実した読書ライフを送れた一年でした。
ちなみに今年刊行されて僕が読んだ中で特にオススメなのが宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りに行く」です!
逢坂冬馬さんの「歌われなかった海賊へ」と迷ったのですが、こちらの方が読書慣れしていない方でも活字を好きになるきっかけになるかな、と。(話の舞台が志賀県なのですが埼玉県人としてそこに反応したわけではありません)
※どういう話かは僕が拙い文章でお伝えするよりも新潮社のHPに特設サイトがありますのでそちらをご覧ください。あと遊び心で貼り付けた画像の分かりやすい位置に「成瀬は天下を取りにいく」を飾ってみました。
それでは皆さま、良いお年を!
僕は湊かなえさんの「人間標本」を年末に楽しみつつ、来年一月に刊行する「成瀬は信じた道をいく」を心待ちにしたいと思います。
2023/12/22 和田透